美容室で使うWordPressテーマを探すなら、TCDの「Beauty」、SWELL、SOWAが比較候補になります。写真とヘアスタイルを見せたいのか、ブログを充実させたいのか、予約受付も一緒に整えたいのか。お店が重視することから選ぶと、必要な機能と制作の手間を整理できます。
この記事はSOWAの販売元が、各社の公式商品ページ・機能紹介・公開デモをもとにまとめています。他社テーマの購入・実運用レビューではありません。料金の確認日は2026年10月5日です。
美容室向けWordPressテーマを比較|料金・デザイン・編集方法
同じWordPressテーマでも、あらかじめ用意されたページを埋めていくものと、部品を組み合わせて構成を作るものでは、準備する内容が変わります。まずは次の違いを見てください。
スマホでは表を横に動かして確認できます。
| テーマ | 価格 | 特徴・編集方法 |
|---|---|---|
| TCD Beauty | 21,780円 | 美容室向けのスタイル・スタッフ紹介。テーマオプションやページビルダーで設定 |
| SWELL | 17,600円 | 記事や固定ページをブロックで構成。ブログの装飾・編集機能が豊富 |
| SOWA | 9,800円 | サロンの店舗紹介・記事編集。専用予約プラグインを同梱 |
表はテーマ購入の比較です。サーバー・ドメイン、外部の有料予約サービス、制作代行などの費用は別に考えます。購入時は各公式サイトの最新料金・利用条件を確認してください。
TCD「Beauty」|おしゃれな写真とヘアスタイルで美容室を紹介
TCDにはサロン向けのテーマが複数あります。その中でBeautyは、美容室・理容室・ヘアサロン向けとして紹介されているテーマです。
Beautyの公式デモは、大きな写真、落ち着いた配色、余白を生かした見せ方が印象的です。写真を主役にした、おしゃれな美容室のホームページを作りたい方には、ぜひ見てほしい候補です。
スタイル検索・スタッフ紹介を活用したいお店に
Beautyにはヘアスタイル検索、スタイルギャラリー、スタッフ紹介が用意されています。得意なカットやカラーを写真で探してもらい、担当する美容師へつなぐ構成を作れます。料金表はページビルダーを使って作成できます。
たとえば、ショートやボブのスタイル写真を継続して掲載したい美容室なら、写真を分類して探してもらう仕組みが役立ちます。反対に、写真がまだ少ない開業前は、用意できる素材でどのページを先に公開するか考えておくと進めやすくなります。
シンプルな見出しと、記事装飾の機能を分けて見る
デモのトップページには「News」「Style」「Staff」など短い見出しが並び、写真の邪魔をしないすっきりした構成です。一方、記事用にはクイックタグによる見出し・囲み枠・ボタンなどの装飾も用意されています。
店舗の雰囲気を見せるトップページと、施術を解説するブログでは必要な見出しが異なります。デモのトップだけでなく、記事ページの読みやすさも見て選びましょう。機能・料金はBeauty公式商品ページで確認できます。
SWELL|ブログを書きながら美容室のページを自由に組み立てたい方へ
SWELLは、ブロックエディターを使った記事作成に力を入れているWordPressテーマです。ふきだし、Q&A、ステップ、関連記事などの独自ブロックがあり、文章に合う部品を選びながら編集できます。
ホームケアの方法、メニューの選び方、よくある質問などを継続して書きたい美容室には、この編集の幅が選ぶ理由になります。詳しくはSWELL公式の機能紹介をご覧ください。テーマ価格は公式販売ページで17,600円(税込)、一度限りの支払いと案内されています。
美容室に必要なページと予約導線は自分で設計する
SWELLはブログ専用ではなく、店舗紹介の固定ページやトップページも作れます。ただし、美容室用の構成を考える作業は必要です。料金表、スタッフ紹介、アクセス、予約ボタンを、どの順番・どの場所に置くか決めていきます。
たとえば、初めてのお客様向けなら「得意な施術→料金→担当者→アクセス→予約」の順にページを組む方法があります。ブロックの操作だけでなく、こうした構成を考える時間も見積もると、制作途中で迷いにくくなります。
WordPressの編集に慣れていて、細部まで自分で作りたい方には自由度が魅力になります。できあがった美容室用の型へ情報を入れて進めたい方は、サロン向けテーマのデモとも比べてみてください。
SOWA|サロンの店舗紹介と予約受付を一緒に整えたい方へ
SOWA(ソワ)は、美容室・エステ・ネイルなどのサロン向けWordPressテーマです。店舗紹介、メニュー、担当者、アクセスに加え、ブログ記事も編集できます。
WordPressテーマ『SOWA』単体は9,800円(税込)。専用予約プラグイン、サンプル画像、AI導入支援書が含まれます。見た目を担当するテーマと、受付・管理を担当する予約プラグインを組み合わせて使う構成です。
予約設定まで進める方法と、制作を任せる方法を選べる
専用予約プラグインには営業日や施術時間などを設定します。Googleカレンダーと連携する場合は、店舗ごとの接続設定を行います。現在使っている予約先を継続するか、自店のサイトで受付を持つかを先に決めると、必要な準備が明確になります。
テーマ単体は自分で設定するプランで、個別の設定支援・カスタマイズ相談は含まれません。基本設定を任せたい場合は、テーマ代込み19,600円(税込)のサイト構築おまかせプランもあります。提供範囲はテーマ単体とおまかせプランでご確認ください。
日常の更新方法は、SOWAの無料操作体験で確認できます。管理画面を再現した体験版なので、実際の予約送信は行いません。商品全体はSOWAの商品案内にまとめています。
予約ボタンと予約管理システムは別に比較する
「WEB予約」のボタンがあることと、空き時間を判定して予約を受け付けることは別です。Beautyの公開デモにも予約ボタンがありますが、ボタンのリンク先を用意する作業と、予約枠を管理する仕組みは分けて考えます。
- 外部予約へ案内する:すでに契約している予約サービスへリンクする。お客様とスタッフの使い慣れた受付方法を続けやすい。
- サイト内に予約受付を設ける:予約用プラグインなどを設定する。施術時間、定休日、担当者、変更・取消の運用まで決める。
BeautyやSWELLを選ぶ場合は、使う予約サービス・プラグインもあわせて選びます。SOWAは同梱の専用予約プラグインを使う選択肢があります。いずれも、電話で受けた予約をどこへ記録するかまで決めておくことが大切です。
WordPressテーマを購入する前の7項目チェック
候補を絞ったら、料金だけでなく、自店の素材を入れた状態と公開後の作業を比べます。次の表を使い、候補ごとに確認した内容を記録すると、必要な追加作業が見えてきます。
| 比較項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 日本語と写真 | 長いメニュー名、縦長写真、セット料金が読みやすいか。不要な項目を非表示にできるか |
| スマホ表示 | 料金表が読めるか。固定ボタンが本文を隠さず、予約先へ進めるか |
| 予約受付 | 外部サービスへのリンクか、予約プラグインか。カレンダー連携は何を共有するか |
| 日々の更新 | 料金変更、写真差し替え、お知らせの掲載を担当者が操作できるか |
| 購入に含まれるもの | テーマ、プラグイン、素材の利用条件。サーバーや外部サービスなど別途契約するもの |
| 支援の範囲 | 質問窓口、対応内容、期間と起算日。初期設定や制作の代行が含まれるか |
| 導入・移行・保守 | 対応するWordPress・PHPのバージョン、旧テーマ固有機能の移行、バックアップと更新の担当 |
既存サイトのテーマを替える場合、旧テーマ固有の装飾やショートコードがそのまま使えるとは限りません。記事、フォーム、計測、URLを引き継ぐ項目として書き出し、移行作業も予算と日程に含めます。
自分の美容室に合うWordPressテーマを選ぶ3つの手順
1.写真・記事・予約のうち、優先するものを決める
ヘアスタイルとスタッフを見せたいならBeauty、記事を自分の好みに編集したいならSWELL、店舗紹介と専用予約プラグインをまとめて導入したいならSOWAを、まず詳しく見てください。どれが上という順番ではなく、作りたいサイトに近い候補を絞るための目安です。
2.自店のメニューと写真を当てはめてデモを見る
長いメニュー名、セット料金、縦長の写真など、実際に掲載する素材を想像します。スマホで料金を探し、予約先まで進めるかも確認しましょう。おしゃれな写真を見て選ぶだけでなく、自店の情報を載せた状態で判断することが大切です。
3.公開までの作業と、公開後の担当を決める
テーマ購入費のほかに、素材の準備、ページ作成、予約設定へ使う時間を比べます。購入者向けマニュアルや問い合わせ窓口があっても、制作代行や個別設定まで含むとは限りません。依頼する場合は作業範囲を確認してください。
公開後に料金を変える人、ブログを書く人、予約を確認する人まで決めてから、比較表の条件と照らし合わせて選びましょう。