今回は『私が選ぶ理想の結婚』第2話のストーリーを超詳しくお届け!
婚約者・尚孝の浮気を目撃してしまった野間口はるひ。
さらに電車で目の目の男性に嘔吐されてしまうという最悪なハプニングに見舞われてしまいます。
そんな彼女を助けてくれたのは、会社の営業部で有名な間宮樹でした。
第2話では、謎に包まれていた間宮の正体が明かされ、はるひの心の傷となったプロポーズの真実も描かれていきます
物語が大きく動き出すこの重要な回で、一体何が起こるのでしょうか。
『私が選ぶ理想の結婚』2話のネタバレと感想を詳しく見ていきましょう
『私が選ぶ理想の結婚』ネタバレ2話
間宮樹は会社の女性社員たちから「芸能人みたい」と憧れの視線を向けられているイケメンのハイスぺ男子。
シンガポール支店から異動してきた29歳の独身男性で、会社社長の甥という立場に加えて、海外でMBAを取得したほどの逸材です。
物語は時間を遡り、はるひの部署移動初日の回想場面へと移ります。
間宮の素晴らしい営業成績によって大型案件が立て続けに成約するものの、それに伴う事務処理が山積みになってしまっていました。
そのため、これまで一般事務を担当していたはるひが、サポート要員として営業部へ配属されたという経緯があったのです。
はるひの営業部入りを推進したのは、同僚で親友の佐竹香住(旧姓:三浦)でした。
「ようこそ営業部へ!やっとこの日が来た~」と両腕を大きく広げながら、香住ははるひを心から歓迎してくれました。
彼女は信頼できるはるひを営業部に引っ張ってくるため、部長に頭を下げまくっていたのです。
そこへ「お話し中にすいません。三浦さんに伺いたい事があるんですが!」と間宮が登場。
はるひは間宮と初対面の挨拶を交わすことになりますが、彼の圧倒的な存在感に気圧されてしまいます。
その輝かしいオーラがあまりにも眩しく、思わず一歩後退してしまうほどの衝撃を受けたのです。
間宮は忙しい人だったので、彼と顔を合わせたのはこの時のだけ。
場面は再び現在へと戻り、救護室に男性を預けた後の2人が描かれます。
間宮は、はるかの名前、会社で挨拶を交わした時のことをしっかりと覚えていました。
さらに彼は、はるひの服の汚れに気づいており、汚れ除去用のタオルを購入しておいてくれたのです。
はるひが間宮の機転の良さに感謝を伝えたところ、彼は予想外の返答をしました。
「野間口さんに比べたら全然ですよ。僕なんて最初はただボーッと眺めているだけでしたし」と、完璧に見える自身の対応を謙遜します。
間宮はさらに、常に自分を実際以上に大きく見せようと努力しており、いずれ化けの皮が剥がれるのではないかという恐怖を日々抱えていることも打ち明けました。
そして、二次会でカラオケに行った際、歌い方がキモイと突っ込まれた話もし、笑いを取ります。
はるひはそんな飾らない間宮の人柄と営業の会話力を目の当たりにし、ますます彼の凄さを実感しました。
その後、間宮に改めてお礼を伝え、化粧室で服の汚れを除去しようと試みるはるひでしたが、染み付いた汚れがなかなか落ちません。
そのコートは、婚約者・尚孝から初めての誕プレとしてもらった大切なものだったのです。
そこで、はるひの脳裏に2週間前のプロポーズ当日の苦い思い出が鮮明に蘇りました。
誕生日当日、尚孝は特別な日であることを完全に失念しており、祝福の言葉すら、はるひが促して初めて口にするような状況でした。
結果的に「近くのラーメン店でも行きましょうか?」という軽い提案しか得られませんでした。
愛されている実感さえあれば、どのような場所での食事でも喜べたはずなのに、尚孝の振る舞いからは一切の愛情が感じられませんでした。
はるひの胸中は、一緒にいても虚しいという感情で満たされてしまったのです。
年齢的な焦りもあって、このまま曖昧な関係を続けるくらいなら別れを選ぼうと決意したはるひは、尚孝を試すような気持ちで「それなら結婚して」と自ら切り出しました。
尚孝は渋々ながらも同意してくれましたが、それは心の底から喜べない、半ば強制的に言わせたような形だけのプロポーズでした。
涙を流しながら化粧室から戻ると、帰宅したと思っていた間宮がまだそこで待っていました。
涙を流すはるひの状況を察して、自分のコートを彼女に被せると、彼は何も質問せずに「タクシーでお送りします」と提案してくれます。
マンション到着後、部屋までお送りすると言う間宮。
それ結構ですと断るはるひでしたが、その瞬間、足をつまづいて、間宮に抱きついてしまいます。
しかし、そのタイミングで帰宅してきた尚孝にばったりと遭遇してしまうのでした。
『私が選ぶ理想の結婚』2話を読んだ感想
『私が選ぶ理想の結婚』2話では、間宮樹というキャラクターに完全に心を奪われてしまいました。
完璧に見える男性が実は「メッキが剥がれるのが怖い」と弱音を吐く姿は、現代社会で働く多くの人の心に響くのではないでしょうか。
彼がはるひに本音をぶつけるシーンでは、逆にその正直さに好感度が上がってしまいます。
はるひの誕生日プロポーズの回想は、読んでいて本当に辛い気持ちになりました。
長年交際している相手に誕生日を忘れられ、結果的に自分から結婚を切り出さなければならないなんて、女性として想像するだけで胸が苦しくなります。
尚孝の態度は愛情というより義務感で動いているようにしか見えず、はるひの孤独感がひしひしと伝わってきました。
物語の終盤で起こる三者の鉢合わせは、まさに息を呑む展開です。
親切にしてもらった同僚と一緒にいるところを婚約者に目撃されるという、説明のしようがない状況に追い込まれたはるひの心境を思うと、次回が気になって仕方ありません。
この作品で描かれる「真の愛情」と「形だけの関係」の対比が鮮やかすぎて、読み進めるうちにはるひには間宮のような人と一緒になってほしいと願ってしまいます。
タイトルの「理想の結婚」が何を指すのか、この2話を読んだだけでもその答えが見えてきそうな気がしました。
まとめ
『私が選ぶ理想の結婚』第2話のネタバレをお送りしてきましたが、どうでしたか?
『私が選ぶ理想の結婚』2話は、間宮樹という魅力的な男性キャラクターの登場により、物語が本格的に動き出した重要な回となりました。
完璧に見える彼の人間らしい一面と、はるひの心に深い傷を残した空虚なプロポーズの対比が印象的です。
はるひが感じてきた孤独感と、間宮との短い時間で味わった温かさの違いは、読者にとっても「理想の結婚」とは何かを考えさせられる内容でした。
修羅場シーンは次回への期待を大いに高める展開で、はるひがこの状況をどう乗り越えていくのか注目ですね。
「私が選ぶ理想の結婚2話ネタバレ&感想を詳しくご紹介」でした。