暴夜35話のネタバレとその感想をお届けします。
すっかりお互いの身体が溶け合い始めたころですが、そのまま順調にはいかない雰囲気が漂い始めました。
穏花たちは何のよくもない純粋な人たちなのに、愛だけでは世の中うまくいかないのが残念なところです。
とはいえ、穏花にメロメロな智鶴を見ているのは大変目の保養になるもの。
今回の暴夜35話ネタバレと感想もぜひ楽しんでご覧いただけたら嬉しく思います。
暴夜35話ネタバレあらすじ
芙蓉館から出たものの、今もなお楼主に閉じ込められて自由のない生活を送っている英花。
今までの華やかな生活は、あくまでも生きていくために必要だったためで、本来はこんなみすぼらしい自分であることを受け入れなくてはいけません。
すべては妹と逃げて自由に暮らすため…と頭では分かっていても詩勲のことをどうしても諦められません。
妹のことも心配です。
そんな彼女のところに妓生時代の友人春喜が訪ねてきました。
春喜は彼女のことを心配している様子にも見えますが、恐らくなにか企んでいるようです。
芙蓉館を出ることになったのは、智鶴のおかげであり、しかも穏花がそこで働いていると聞かされ驚いた英花。
さらに、楼主からの手紙を渡してきました。
このまま兵曹のもとに行くのではなく、ひっそりと遠くに逃げることを進める手紙でした。
親切なふりをして書かれていますが、本心がいまいち読むことができません。
春喜の様子をみると、焦らせることが目的なのかもしれないですし…。
姉妹の安寧のために一緒に遠くに行くことはできるんでしょうか。
一方で、そんな親の気持ちも知らず詩勲としても、姉か妹かで気持ちが揺らいでいるようにも見えます。
身体を重ねたあの日、英花は妹と遠くへ逃げたいという気持ちを詩勲に伝え、その手配を整えてほしいとお願いしていました。
もちろん、詩勲は智鶴のことを知っていたため、それがどれほど難しいことか分かってたようにも見えますが、姉の思いを知り、どこか複雑な感情を覚えたようです。
想い人へのかんざしを買うように街の店で言われたとき、彼の心にはどちらが思い浮かんでいたんでしょうか?
その頃智鶴は嫉妬をむき出しに、穏花を抱きかかえていました。
他の男と楽しく話している彼女を見ることももはや耐えきれないのかもしれませんね。
薬を塗る時間だと連れ去られた彼女は一体どうなってしまうでしょうか?
暴夜35話の読んだ感想
智鶴と穏花の関係がすっかり深まったのをみて安心したのも束の間でした。
英花を訪ねてきた春喜が何を企んでいるのかが分からなくてとても不安です。
親切心からいろいろ教えてくれてるというよりも、わざとらしい感じがしてきました。
智鶴の正体をバラすことにどんな意味があるんでしょうかね?
楼主からの手紙も、甘い言葉を投げかけて何かを企んでるようにしか思えません。
彼らの狙いは一体なんなのでしょうか?
思い返せば、この物語の冒頭は穏花がなにかから逃げ出しているようなシーンから始まっていました。
詩勲の想い人は?
素敵な2人が離れ離れになってしまうような状況がこれから起きてしまうかと思うと胸が苦しくなりますね。
詩勲はもともと穏花のことが大好きでしたが、英花が詩勲のことを木にしていたことから見事な三角関係が出来上がっていましたね。
自分のことをずっと好きでいてくれた人をそうそう嫌うのは難しいことです。
詩勲が英花に心奪われてもおかしくはありません。
このまま、2人が幸せになれれば安心なんだけどなと心から思います。
お姉ちゃんとしては妹と何も心配しなくていいところでひっそりと暮らしたいというのが本音です。
でも、今の穏花の環境を詳しく知りません。
それを知っている詩勲の複雑そうな顔…。
見ているこっちも複雑な気持ちになってしまいますね。
智鶴の嫉妬
それにしても、おもむろに嫉妬していた智鶴がとてもかわいらしかったですね。
みんなと楽しそうに談笑していたのが、どれほど気に入らなかったのか、まわりも戸惑うくらい嫉妬していました。
あんな仕方で連れ去られてしまったら、穏花は屋敷の中でかなり窮屈な過ごし方をしなければならなくなってしまいますね。
独り占めも考えものです(笑)
薬を塗るってなんだい!
自分だけが頭の先から爪先まで彼女を堪能できることをどんな仕方でアピールしてるんじゃいって思わずつっこみたくなりました。
もちろん、ここまで真剣に愛されるほど幸せなことがないですけどね。
まとめ
暴夜35話のネタバレと感想を楽しむことができました。
暴夜35話は進展はなかなかしなかったものの、心の葛藤が描き出されていました。
気になるのはやはり詩勲が穏花と英花のどちらの女性を選ぶのかなということですかね。
これから目が離せません。
もちろん、英花が芙蓉館から出された、目的もまだまだ分からずにいます。
楼主の狙いも気になるところです。
ネタバレと感想が止まらなくなりそうですが、この先のストーリーも一緒に見守っていきましょうね!