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遺書、公開の漫画ネタバレ最終回結末!犯人は誰?

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遺書、公開の漫画ネタバレ最終回結末!犯人は誰?

この記事では「遺書、公開の漫画ネタバレ最終回結末!犯人は誰?」と題してお送りしていきます。

序列1位の姫山椿が自殺にしたことで、クラス全体が疑心暗鬼に陥っていく学園サスペンス「遺書、公開」

映画が公開され話題となった本作ですが、原作はガンガンJOKERで連載されていた漫画です。

そこで今回は漫画「遺書、公開」のストーリーを1話~最終回結末で一挙にネタバレしていきます。

気になる犯人は誰なのか、その動機はいったい何なのかについても解説していきますので、ぜひ最後までお楽しみください!

目次

『遺書、公開』漫画ネタバレあらすじ全話

遺書、公開の漫画ネタバレ最終回結末!犯人は誰?

まずは漫画「遺書、公開」のストーリーを1巻(1話)から順にネタバレしていきたいと思います。

遺書、公開ネタバレ1巻(1話~4話)

私立灰嶺学園中学校の2年生に進級した2年D組の生徒たちと担任の先生のもとに届いたのは「序列」を示したメール。

学校側もそれを把握したものの、成績やその他の情報が漏洩した形跡はなく、どんな根拠でその順番が決まったのかは分かりません。

それでも始業式の日になると、その話題で持ちきりになってしまいます。

しかし、その空気を変えたのは、序列第1位の姫山椿でした。

彼女は、1位であることを鼻にかけず、その性格の良さからいつの間にそんな順位をを気にせずに済んでいったのです。

なにもないまま半年が過ぎた頃、なんとその姫山が学校のトイレで自殺をしたのが発見されます。

日曜日の学校集会のあと、D組のクラスメートが教室に戻ると、ひとりひとりの机の上に封筒が置いてありました。

見てみると、姫山からの遺書のようなものでした。

そのメッセージはひとりひとり違っているようです。

クラスメートのみんなは、この遺書を見ればなぜ自殺した理由が分かるかもしれないと考え、授業の一コマを担任から借りて、遺書を公開しよう決めました。

まず最初に自ら志願して遺書を読んだのは、彼女と仲が良かったと思っている20位の谷地恵です。

彼女は姫山が親から虐待されてて、そのせいで自殺したと思ってました。

遺書の内容と今まで自分が見聞きしてきた姫山の様子を交えて話します。

しかし、御門の発言によってその考えが勘違いであり、でたらめでそのせいで谷地の短所や欠点が露呈する形になったんです。

次に遺書を公にしたのは7位の横山嵐でしたが、彼も自分の無神経さをクラスメートから指摘されるはめになります。

クラスメートのことをいつも観察してはメモしていた廿日市くるみは、密かにこの手紙によって何かが露呈されるのでは?と考え始めました。

それまでD組のみんなを大切に思ってたから遺書を書いたと思っていたんですが、実はこの手紙には恨みがこめられているかもと千蔭清一が発言で空気が一変します。

次のHRの時間は誰が遺書を公開するんでしょうか…。

遺書、公開ネタバレ2巻(5話~9話)

遺書を発表が少しずつ恐怖に変わってきている中、26位の沢渡すずは自分の遺書について2位で交際相手でもあった赤崎理人に相談します。

すると、誰かから暴行を受け、遺書を盗まれてしまうんです。

彼女が翌日から学校を休んだため、クラスメートはその事件について知ります。

そのせいで、目的が徐々に犯人探しへと姿を変えていき、クラスの雰囲気がかなり悪いものになっていきました。

次に遺書を読んだのは、赤崎理人です。

これによって今までとは違うねじ曲がった彼の本性が明らかになります。

自分が赤崎と付き合って大丈夫なのかと思ってた姫山の気持ちを掘り下げたのは27位の黒瀬蓮司でした。

彼は赤先が14位の茅野鞠華とデートしていたのを知ってて、それが自殺の原因なのでは?とほのめかしたんです。

しかし、姫山を追い詰めたのは黒瀬自身ではないのかと負けずに反論する赤崎。

クラスメートの関係が音を立てて崩れていく感じがしました。

遺書、公開ネタバレ3巻(10話~14話)

今まで、爽やかさや誠実さが売りだった赤崎ですが、その本性は歪んでいて真っ黒…。

4位の笹井夏月が沢渡の遺書を持っているのは赤崎なのかと言い出しました。

必死に隠そうとするあまり、嘘をつくんですが、本人が登場してあっさりとその嘘がバレてしまいます。

自分の嘘を指摘され、本性が表れてしまいます。

実は彼は本当に最低なやつで、クラスメートを下に見ていました。

交際を始めたのも、しょせん序列が1位のやつもこんなもん・・・とバカするためだったんです。

自分のステータスのために付き合うという、とことん人を見下すやつでした。

とはいえ、自分が自殺の原因とは言い切れないと逃げようとしました。

赤先の本性が明らかになり、この遺書の破壊力をみんなが痛感します。

この遺書の目的はなんなのか、自殺の理由はなんなのか、何を信じたらいいかみんな不安な気持ちになっていくんです。

次に15位の津島航の遺書は、姫山っぽくない感じが出ていて、この遺書が偽物なのか?という疑惑が浮上し始めます。

さらに1位の南條絢音が読まれて偽物疑惑が深まり、毎週の少しずつするのではなく、毎朝のHRで発表する流れになりました。

さっそく翌日30位の文堂光、20位の相畑詩帆が遺書を読みます。

6位の沖正彰は、自分の遺書の中にあるエピソードは発表したものの、一部都合の悪いところを改ざんするというまた新たな事象を巻き起こします。

遺書、公開ネタバレ4巻(15話~20話)

23位の名取恭四郎は22位の池永柊夜と廿日市を誘って、不登校でずっと学校に来ていなかった28位の絹掛の家に行きます。

そして遺書について知ってるかどうか確かめました。

実は絹掛は遺書が置かれた日に、池永が教室から出てくるところを目撃していて、遺書をみんなに配ったのは彼の仕業だと思ってました。

だから、池永が家まで訪ねてきた時に怖くなってしまい、思わず居留守を使ってしまいます。

続けていくと、だんだんとクラスの雰囲気が「そもそもを最初に送ったのは誰か」という争点に移ってきました。

それは、5位の大島由梨が順位付けが自殺の原因なのかという考えから始まります。

そこで口を開いたのは13位の森本蘭です。

彼女は、序列をつけた人に心当たりがあると言い出したんです…。

翌日になり、峠谷陽茉梨が行います。

29位の山根裕基が遺書を読む時に自分が姫山と一緒に序列を作ったと告白します。

ですが、真実は違っていて、山根は自分が喫煙していたのを隠したいゆえに嘘をつきました。

それを指摘したのは森本蘭で、彼女は三宅雄大が序列の作った本当の人物だと指摘しました。

その流れで三宅の番に。

彼の遺書を通して、序列のメールを送りはしたが、作ったのは自分ではないと否認しました。

ついに廿日市も疑われ始めてしまいます。

翌日、廿日市が遺書を公開した時に、序列を作ったのが彼女だと明らかになりました。

しかし、それはクラスカーストのような序列ではなく「学級会で発表しそうな人ランキング」というものだったんです。

姫山の親友もあった8位の栗原瑞希もクラスのみんなから姫山を追い込んだのかと追求されてしまいます。

彼女はそれを言うなら一番仲が良かった御門が怪しいのではと反論しました。

遺書、公開ネタバレ5巻(21話~26話)

御門が遺書を読み、その疑惑を払拭しようとします。

赤崎と似たような展開になるのですが、その手紙の内容を分析すると、決して親友ではなかったのでは?と思わされます。

結局彼女も1位の姫山と仲良くできる自分に酔ってただけ。

それに気付いた彼女はその場で遺書をビリビリに破り捨ててしまいます。

さらに千蔭が煽るように反論してきました。

千蔭清一が遺書を読むべきだとクラスのみんなが言いますが、彼は自分はあとでやると全面拒否。

次に遺書を公にしたのは、御門から指名された笹井夏月です。

笹井は、優等生ながら腹の中が見えない姫山を警戒して避けていたと言います。

次に遺書告白した名取恭四郎も同じ印象を持っていたようです。

砂岡翔真は、自分が姫山を傷つけてしまったのかと考えた体育祭でのエピソードを話してくれました。

翌日、横山嵐は自殺の理由が分かったかもしれないと言い出しました。

もともと自殺願望があり、今が華な1位のタイミングを狙ったのはないかというものです。

遺書も自殺もド派手なパフォーマンスに過ぎないと言います。

またも声を大きくし反発したのは千蔭でとうとうが自らの遺書を読みます。

遺書、公開ネタバレ6巻(27話~32話)

千蔭の遺書はたった一言、「D組を愛している」

かつて姫山と千蔭の会話でD組のみんなのことを好きにはなれないけど、みんなを愛している、それくらい大切に思うと話してました。

その遺書をもらって千蔭は、自殺の原因は必ずこのクラスにあると言います。

この遺書には、姫山の気持ちがふんだんに詰まっていて、好きも嫌いも全部込めてるのではと話しました。

実は姫山と親しかった千蔭は彼女の自殺の理由を追求したいと強く思ってました。

南條絢音の遺書では、文化祭での演劇で彼女に負担をかけてしまったのかという話になります。

脚本を書いた南條は姫山がいる前提でそれを書いていたんです。

翌日熊田碧の遺書を通して、文化祭の時に1位であるのを利用していろんな役割を押し付けたのをみんなから指摘されてしまいます。

増倉英斗もさらに文化祭エピソードが深められました。

みんなが結論は…

遺書、公開ネタバレ7巻(33話~38話)

みんなで姫山に頼り切っていたんではないか、それがプレッシャーになって自殺に追い込んでしまったのかと考えるようになりました。

ここで、とんでもない噂が飛び込んできます。

D組ではないところから自殺する直前にD組の男子と歩いていたのを見たというのです。

クラス内でなんとか話をまとめようとしてたのに、急に他のクラスからの目が気になり始めます。

結局その噂の出所が栗原であることが分かり、1位にふさわしくないと思っていた姫山自身の気持ちを否定してしまったことや担任にもそのことを相談してたことがここで明らかになります。

ここで急にクラスメートの目が担任の甲斐原に向き、甲斐原の遺書も読まれることになったんです。

そして担任ですら序列の影響を受け、あらゆる責任や役割を押し付けてたかもしれないという結論になりました。

遺書、公開ネタバレ8巻(39話~43話)

5位の大島由梨はもともとみんなで遺書を公開しようと提案した言い出しっぺですが、千蔭から遺書の内容を言い当てられてしまいます。

図星だった内容は、姫山が遺書を通して大島をコントロールしてるかもと考えました。

桃ヶ谷泰志が遺書を読んだので、あとは池永と絹掛を残すのみとなります。

だんだんと姫山についてが分かってきて、実は1位であることをまんざらでもなく受け止めてたことも分かってきます。

1位になりたい気持ちもあったんです。

これまで1位の重圧が自殺の理由だと考えていたD組のみんなはそこし戸惑い始めます。

すると、不登校だった絹掛愛未が遺書を持ってクラスにやってきました。

さっそく遺書を読んでもらおうと全員が思いましたが、池永に対してあなたが遺書を書いたんですよね?と指摘したんです。

焦った池永はすぐ否定しますが、絹掛はお葬式のあの日、教室で遺書を配る池永の姿を見たことを話し始めます。

冷静になった池永はみんなの前で謝り、遺書を配ったのは自分だと告白しました。

詳しい話をする前に、遺書を公開します。

実は池永と姫山は柊ちゃん、椿ちゃんと言い合える幼馴染だと分かります。

もしかしたら自殺を止めることができたかもしれないのに…。

そんな気持ちも持ってました。

遺書は姫山が書いたものではないと話します。

それは「柊ちゃん」ではなく「周ちゃん」と書くのが姫山のこだわりです。

鉄オタの池永のためにそうしていたんです。

でも、姫山本人以外に一人ひとりに遺書を書ける人なんているんでしょうか?

遺書、公開ネタバレ9巻(44話~最終話)

絹掛は自分に親切にしてくれた姫山の自殺の理由が知りたくて、いろんな手段で一生懸命調べていたんです。

そのうち、姫山のブログで日記が綴られたものを見つけます。

絹掛は学校には行ってないため他のみんなの遺書に何か書かれてるのかは分かりませんが、自分宛ての遺書の内容が日記の文面と全く同じであることに違和感を覚えました。

他にもいろんなことがあったのに、日記に書いてある内容以外遺書では触れられていません。

それで彼女はこの遺書は姫山本人ではなく、その日記を見た別の誰かが書いたに違いないと思ったと言います。

遺書を配った池永も遺書は姫山が書いたものではないという確信を持っていました。

だからこそ、遺書を書いた犯人を知るためにあえて犯人の言われるままに遺書を配ったというわけです。

日記の内容を見てみると…とうとう廿日市に全員の目が向いたのです。

廿日市は自分が序列を作り出し流出させ、わざと姫山を1位にしたと告白してきます。

みんなは序列に踊らされていたことに気付き、もっと人の本質・中身を見れる人間に成長していこうと決意を新たにします。

ただ翌日には新序列がまた発表され…

『遺書、公開』漫画ネタバレ最終回結末!犯人は誰?

遺書、公開の漫画ネタバレ最終回結末!犯人は誰?

ここからは皆さんが特に気になるであろう『遺書、公開』の最終回結末についてネタバレしちゃおうと思います。

ハラハラドキドキの展開で描かれる本作の最終回結末はどうなるのか、犯人は誰なのか?

さっそく見ていきましょう!

遺書、公開ネタバレ最終回結末①序列を作った犯人は誰?

ネタバレ:序列を作った犯人は廿日市くるみでした!

人間観察を趣味としていて、クラスメートの人となりをノートにまとめていた廿日市が序列を作った犯人だったんです。

廿日市はブログを通して姫山と知り合い、彼女が1位というものに執着していることを知ります。

かつての自分を見ているようだったというのもあり、その気持ちを利用して姫山を1位の序列を作ること。

1位になった姫山は嬉しかったはずです。

それゆえに大変なこともあったかもしれませんが、憧れの1位なのだから仕方ないと割り切っていたかもしれません。

そういうこともひっくるめて廿日市は人間観察をしてました。

かなり悪質な人間観察ではありますが、ちょっとしたことで人間関係が乱れていく様子は、見ていてとても興味深かったでしょうね。

くるみに悪意がないのが困ったものです。

姫山がクラスメートのためを思って遺書を書いたに違いないとか、姫山がクラスをコントロールしているのではなんてみんなが思っていたときなんて、全く違う事を知っていたくるみは心のなかでほくそ笑んでたんでしょうね。

遺書、公開ネタバレ最終回結末②廿日市くるみが遺書を書いたのはなぜ?

ネタバレ:姫山が自殺しても何も思わなかったクラスメートに思い知らせるため

姫山の自殺を知って始め少し責任を感じた廿日市でしたが、クラスの誰も自分が悪いと思ってないことに気づきます。

それが許せなくて、遺書を書こうと決めました。

とはいえ、そこから始まったクラスの議論の数々はとても廿日市にとってはとても面白かったに違いありません。

狙わずとも墓穴を掘って本性が露わにされてくところや、極限状態で人がどういう反応をするかなどを観察してたでしょうね。

遺書、公開ネタバレ最終回結末③廿日市くるみの目的は何?

ネタバレ:遺書を書いた犯人も廿日市くるみで、わざと歪ませた人間関係を作らせて人間観察を楽しむことが目的でした

姫山は1位という序列によって立場を得たものの、それゆえに全員から特別扱いされるようになり、そこから人間関係が歪み始めました。

何でも姫に押し付けるようになってしまいましたし、遺書をもらうまでは自殺してもむとんちゃくな感じでした。

そういう態度自体もくるみの観察対象になっていたということです。

これからは、序列のような肩書を見るのではなく、人の本質を見れるような人間になろうとクラスメートは決意したんですが、翌日クラスの黒板には新たな序列が発表。

もちろん、それがくるみの仕業ではありません。

面白くなって模倣犯が出てきたなんてことも考えられます。

くるみが撒いた歪んだ種がまた違う仕方でD組のクラスに芽を生やさせようとしてます…。

遺書、公開ネタバレ最終回結末④姫山の自殺の原因は何?

ネタバレ:姫山はお父さんの気持ちを知るために自殺しました

最後に明らかになりますが、姫山のお父さんは自殺をしてます。

そして姫山はお父さんに完璧な人間像を描いてたんです。

お父さんという完璧な人間に近づくために、お父さんの気持ちを知ろうと同じ道を辿ろうとしました。

もちろん、死んでしまったら全て終わりなのに…。

浅はかな考えだったんでしょうか。

もちろん、廿日市はその事情を知ったうえで序列を1位にしました。

直接的な原因ではないにしろ、1位という順位を得たため、完璧を求める気持ちに拍車をかけて自殺するという突飛な行動につながったのかもしれません。

まとめ

遺書、公開の漫画ネタバレ最終回結末!犯人は誰?

「遺書、公開」の漫画の最終回結末ネタバレと犯人は誰なのか紹介させていただきました!

犯人は誰だったかというとなんと廿日市くるみだったんですね。

漫画の冒頭にいきなり出てきた平和そうなキャラが最後、めっちゃ悪どかった…というアリガチではあるものの予想しづらいキャラだったのではないでしょうか。

どこまでが狙いだったのか、読み返すたびに新たな発見や気付きがありそうな漫画ですよね。

特に順位に深い意味がなかったとしても、なぜかその影響を受けてく…人間関係の闇を見てしまったような気がします。

考えさせられえるところもありました。

最終回結末や犯人を知ってしまったあとからでも十分楽しめますので、ぜひ一度作品を読んでみてくださいね!

遺書、公開の漫画ネタバレ最終回結末!犯人は誰?でした。

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